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京都を拠点に活動する、大所帯のダンス・コミュニティ。
ブラス楽器を奏でながら、ダンスな旅をしたりします。
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森林浴けいこ
日が暮れた雨上がりの山道を、そろそろと歩いて、本日の稽古場、滝のそばに行く。
街なかでは真っ暗に見えた空が、黒い木々のすき間からだと明るく白く見えます。
人から少し離れると、それが岩なのか何なのか、山の一部になり溶けて見えません。

そんな所で、稽古をはじめます。
話しはじめたつもりが、自分が発した声は、森のどこにも向かってなくて
思っている気持ちや癖などなどが、あからさま。
室内の稽古場より、それがありありと感じられます。いやになる。
でも、素直に前向きなれるのは、息をするたび木々の息が身体を通っていくからか、
どこにいるかわからない演出家の飛んでくる声が、森の空気になじみ、硬くないから
かも。

ひとつ難点は。
暗くてメモが取れないので、記憶が頼りなこと。。。

坂本美夕
posted by e-danceとは? | 22:36 | 『ダンマ 』&『Bra』創作日記 | comments(0) | - |
技術

このところ、父母が生れるよりまえに録音された

ゴスペルのヴォーカル・アンサンブルを聴き続けている。

頚椎から腰椎まで、背骨全体にビリビリと響いてくる強烈な音楽だ。

こういう音楽を演奏家の身になって内側から体験すると

よし、やろう、生き尽くそう、というエネルギーで心身がみたされてくる。

エネルギー満タンになって、毎日、稽古へ出かけていく。

 

稽古場は屋外。鴨川の河原。公園。お寺。

見晴らしのよい、いつも人目にさらされている場所。


1人ひとり集まってくるメンバーたちの顔つきが、

最近、江戸時代末の志士たちみたいになってきた。

 

何か新しいことをしたいわけではない。

どんなに古くてもいい!

どこまで新しくてもいい!

リアルに効目があればいい!

何とかしなくちゃならないコトがたくさんある。

ぼやいてもしょうがないから、何とかする!

 

自分や、周りの人たちが、できなかったことを、

できるようになる、と決意して、できるようになる。

以前はこういうことが、困難の多い修行に思えた。

覚悟が足りないうちは、ムキになって頑張ってしまう。

 

できるといいけど、できなかったことが、実際にできるようになる。

近頃これが、かなり愉快で感動的なプロセスに感じられてきた。

いったん覚悟してしまえば、全力で、気楽に活動できる。

根気よく待ち続けるというプロセスも含め、創造過程そのものが面白い。

人間のどんな作品も、長いながい道のりのなかで大切に建てられた、

小さな仮そめの記念碑みたいに感じられてくる。

 

自分は、自分自身にどんなイメージをもって人交わりをしているか、

自分は、どこに向かって、何を成し遂げようとしてこんなことをしているのか、

こうしたことが、技術を習得する仕方、習得プロセスと関わってくる。


ヴィジョンをもって活動していると、

身につけ、心得た「技」が、習得過程=人生と結びついて、

いろんなコトに応用可能な、喜ばしい「術」になっていく。

この1年間の活動を通じて、そんな実感が濃くなってきた。

 

ふだんe-danceの活動で使っている「技術」というコトバを

英語に直訳すると、文字通り、 Technique and Magic になる。

分割して使えるTechnicalな面だけでなく、

総合的な術、Magicalな面も大切になってくる。

いろんな技/術を開発中。

 

心身のつっかえを取り除き、むすぼれをほぐし、

足りなかったコトをみたす技術。

感じられなかった大切なことを実感できるようになる技術。

パターンになってしまった狭い枠組みを外す技術。

人の欲求の根幹を聴きいれる技術。

人を心底、励ます技術。

 

時間をかけて丹念に経験を重ねていかないと成し遂げられないこともある。

傍目にはいろいろやっているように見えるかもしれないけれど、

けっして寄り道しているわけではない。

激情みたいな志をいだいたまま、ずっと、1本の道を進んでいる。

何年もかけて、少しずつ、じっくりと進んでいる。

日々の活動が、核心と結びついている。

寄り道なんてしている場合ではないと思う。

辿っている道そのものが広大濃密すぎる。


IidA



posted by e-danceとは? | 00:41 | 『ダンマ 』&『Bra』創作日記 | comments(0) | - |
うた。


   らー 
    ぱー ぱぱ ー 

 ぱら らー
 
     ぱらぱー



という うた が あって
はじめて聞いた瞬間に すきになってしまった


それは静かに雨の降る夜で
暗闇の中 シロツメグサと 楽器と 髪や肌が
濡れて きらきらつやつやしていた

景色に影響されすぎかと
翌日 晴れた河原で うろ覚えで吹いたけど
それはそれで よかった


これは 私の知らない国の街の民謡で
吹いてると なんとなく しゅんとする


 みんよう   民の 謡   たみ たみ たみ....


むかしから すこし しゅんとする曲がすきで
そういう曲は マイナーコード というもので出来ている
ということを最近知った m←これ


なんにでも名前があるもんだ


楽器に名前をつけた

呼んだ瞬間 5倍くらい愛しくなった


壊れたら なくかも




(Y)






posted by e-danceとは? | 00:22 | 『ダンマ 』&『Bra』創作日記 | comments(0) | - |
河原の音楽稽古。
今まで見たことない楽器の吹き方を発明中のみんな。



トランペットとタンバリンの合体した音色は◎。これは本当にすごい発明。
マウスピースにホースをつけて、トロンボーンを地面に立てて吹いてる(想像しにくいかな…)秋山はるかにはたまげました。天才だ。
そんなみんなを見てたら。そういや楽器って、自分達で作れるもんやったなと改めて思った。既製品のサックスやトランペットを吹いてると、気付かないうちに、それがなければ音楽ができないような気になっていたけれど。なんだって楽器になるし、作れるんやったと思い出した。
そうやった、そうやった。サックスなくても、音楽できるんやった。
カラオケ行かんでも歌えるんやった。
当たり前のこと。
忘れていた現代っ子。

もっともっと自由に遊びたい。
新たな発明を♪

楽器の発明の数々、先人の偉大な遊び心には感謝!!

吉澤拓馬
posted by e-danceとは? | 21:49 | 『ダンマ 』&『Bra』創作日記 | comments(0) | - |
5/23京都市美術館、京都市ジプシー
 

ジプシーブラスを稽古する。

何処まで稽古する?



雨の日の稽古は美術館にて。
だが、もう此処からも発たねば。


ジプシーのソウルがあれば大丈夫さ!



秋元一平
posted by e-danceとは? | 13:32 | 『ダンマ 』&『Bra』創作日記 | comments(0) | - |
e-男子大阪へ行ってきました。

男子1

GWはとうの昔のようですが、e-男子!大阪でやってきました!

貴彦!

泰広!

和成!

達紀!

茂実!

イイ〜男子!!

こんな感じで始まりました、さぁ「ダンスの時間@ロクソドンタ」です。

男子3

ほんと、ダンスの時間なのに何の時間かわからないような
そんなお茶目な男達のパフォーマンスを炸裂してきました。

ダンス・ブラス・お客さんと遊んだり、跳んだり跳ねたり
回って、膨らましたり、しぼんだり、伸びたり、縮んだり、
割れたり、笑ったり、こけて、起きて、輪になったり…

なんなんだこれは!

自分達にとってもあまりに未知のパフォーマンスにどうなることやら
と思いましたが、なんとかこじれて新たな境地に行き着いたのでした。

そんな経験ができた貴重な時間だったと振り返っているところです。

男子2

貴重というのは公演は昼夜1回ずつあったのですが、実を言うと、昼と夜では、
こりゃえらい内容が変わりました。

というのは、実は今回のパフォ-マンスは特にお客さんと作業していく時間がようけありまして、
これは一概に簡単な事では決してござりませぬ。

ゆえに初演だった昼公演ではお客さんの力もお借りておおむねいい感じにはできたのですが、
なんか少し違うぞっていう部分もあって、昼公演が終わってから夜公演までの約1時間に
みんなこぞって意見をぶつけ合いました、ああでもこうでもない、ああだこうだと口々に。

男子6

そして本番5分前にようやく内容が決まって、捨て身の勢いで舞台に飛び出しました。
アイデアにアイデアを重ねた結果、見事な重ね塗りの絵画ができたというわけです。



ギリギリのなか、みんなで振り絞った汗を集めるような忘れられない創作過程を辿った出来事になりました。

「一人の好士より三人の愚者」というような言葉がありますが
「一人の男前より五人のいい男子」ですな。



余談ながら…e男子唯一の大阪在住の僕がタイトルで「e-男子大阪へ行ってきました」と書くのも変ですが、
これもチームワークに徹した陰ながらのプレイだと声を大にして言っておきます。


竹本泰広

posted by e-danceとは? | 05:42 | ユニット〈e-男子〉創作日記 | comments(0) | - |
チャラチャラしているよ

ケる子はチャラチャラしている。
なんて人には言わせないが
言っておくがチャラチャラしているぞ。


いや、チャラチャラしているのではなく
チャラチャラしようとチャラチャラし
やはりチャラチャラしているのだよ
良くも悪くもこの点よく考えるべきぞ現代


はて、わたしとチャラチャラはいつからの付き合いだろうか
一見、チャラチャラとは無縁に見えるこの容姿が
わたしとチャラチャラとの関係をより重層的にしているとは考えうることでありましょう


物心つけば、チャラチャラとネックレスと冠ぶらさげてご近所を放浪する幼少期
地味顔なのに変だなぁと思ったお母さんは
ジミヘン  と思いました。


何故、こんなにチャラチャラのことばかりかくかというと、この日は三回も
「わたしはチャラチャラしているよ」と近くにいた今村達紀くんにいったからであります。
何故三回もいったかというと、私がチャラチャラしている横で
今村君はお侍さんのように静謐な佇ずまいを見せていたからであります。
「ずるい。。」
飯田茂実さんにも三回くらい
「チャラチャラしているよー」といいました。
飯田さんはたまにチャラチャラと逆立ちをします。


電車の中でもチャラチャラについて考えました。
チャラチャラについて考えるとロココの時代がよぎります。
ロココの時代について考えると美と醜
憧れと憎しみが入り混じるのになぜか軽やかという不思議な感覚になります。


小さいころ、マリーアントワネットの伝記漫画が大好きで(漫画しか読めなかった)、
他の人が人に役立つ発明をしている中、
ひたすらチャラチャラしているのに伝記になるなんてこの人なんなんだろうと思いながらも、
そのチャラチャラぶりに魅了されました。
しかしながらマリーアントワネットが怒りの群集を最高級のお辞儀でもって鎮めるシーン
には常に圧倒されたものです。「ぞぞぞ」っと鳥肌が立ちました。
ぞぞぞが溜まらないので何回も「ぞぞぞ」とページをめくりました。
未だに、なんなんだそりゃー!!とゆう衝撃です。


チャラチャラについて考えるのは非常に複雑です。
大好きと大嫌いが入り混じる思いです。
しかしながらチャラチャラはもはや技ですから
どこでどぅチャラチャラするかね、現代
チャラチャラしているのに肝心な時にチャラチャラしてないように見せるよりは
最高級のお辞儀でしょう(開き直りのことじゃあないよ!)


チャラチャラについて思うことはまだまだありますが。
本日はこのへんで。ごきげんよう。



                       ケる子

posted by e-danceとは? | 21:58 | - | comments(0) | - |
鴨川
 
すっかり夏らしい陽気のなか、鴨川で稽古です。
久しぶりの語り、久しぶりのことば覚え、少しとまどいながら、つまづきながらゆっくりと。
自分の引き出しの数は同じでも中に入っているものは変わっているんだろう。

今村達紀

posted by e-danceとは? | 18:03 | 『ダンマ 』&『Bra』創作日記 | comments(0) | - |
絶叫
おそらく傍(はた)から見たら阿呆か狂っているんじゃないだろうか。
夜の川原で両腕上げて絶叫しているひとは。
眼の前に藍闇の空があり川があり木がありビルがあり
ビルの窓ににひとつひとつ明かりが灯っている
というところまではただ歩いていても同じ。
違うのは絶叫していることだけ。

今いくつ絶叫できる場所があるか。
絶叫したくなったときにその欲求を満たすだけの
絶叫しきれる場所があるか。
泣く絶叫なら自分の部屋か。
喜びの絶叫ならライブハウスか。
しかし前者は隣人や家族を気にしてだし、
後者はお金を払って限られた時間に行かなきゃならない。
ただ街の中でふいに、または、あるきっかけで絶叫したくなったとき
絶叫することがどのくらい周りの不審な視線を買うかということを
私たちは知っている。自分で自分を抑圧して。

人間の身体の、腹から喉へ、喉から舌へ
空気を通した音でしか出力できないことがあると思う。
絶叫していると口から出て鴨川の空気に混じった声が
もっとこう叫んだらよいと教えてくれる。
自分の内面なんかどうでもよくなる。
無闇やたらに叫び散らせばよいというものではない。
匂い、音、見えるもの、空気、人、それらの莫大な情報に
わずかな個である自分の声を投じてバランスをとることを重ねていくと、
まるで自分が絶叫しているのではなく
絶叫という人間の可能性が自分を通り抜けているだけのように感じる。
もちろんほとんどは失敗の連続。ひょっこり顔を出す業(エゴ)もある。

よくよく考えれば命がけで絶叫したのはこの世に生まれたとき。
もちろん覚えていないけど
二十何年たったいま、その時とはまた違う形で
美しい絶叫を探している。


苧環

5/19

posted by e-danceとは? | 14:28 | 『ダンマ 』&『Bra』創作日記 | comments(0) | - |
リブ
先日、車にぶつかって、肋骨がおれました。
痛かったです。今も痛いです。
稽古をお休みしています。

くしゃみをすると痛い。
咳をすると痛い。
大便もきばると痛いので、ゆるゆると出ていきます。
笑っても痛くて、それがおかしくて、また笑って、また痛くなって・・・
あばらを折った人をいたずらに笑わせるのはやめましょう。

健康って、すばらしい。


内田和成
posted by e-danceとは? | 22:21 | 『ダンマ 』&『Bra』創作日記 | comments(0) | - |