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京都を拠点に活動する、大所帯のダンス・コミュニティ。
ブラス楽器を奏でながら、ダンスな旅をしたりします。
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明日から劇場入り

 孤独感にも、いろいろある。陸続きの同胞たちと国境を隔てて、分離意識のうちに生きる国々の人たちと、島のなかで国境を実感する必要なく生きている(僕らのような)島国の人たちとは、孤独感を抱くにしてもその中身や質が違うはず。
人によって、孤独感の質や、孤独とのつきあいかたは違うのだ。島国では境界を意識せずに暮らすことも出来る。いったん境界を意識したうえで、孤独を超えて、越境し続けることもできる。

 これまで自分はどんなことに感動してきたのか。太陽や海、森、草原、生物の不思議、そうして人間。宇宙の神秘、自然の神秘みたいなことに感動してきた。無から有が生まれ、見えなかったことが見えることへ変化し、身体や意識が大きく活性化する様子。
 例えば、人間が、あることに気づいたり、決心したり、ヴィジョンを叶えたり、すごい勢いで成長している姿。

 人間という大自然としっかり関わっていくほどに感動が大きくなる。孤独感や哀しみに共感しあうというだけでなく、お互いそれを乗り越えあっているときは、喜びの感動も大きい。孤独や哀しみを超えていく姿。カラダの免疫力やホルモンバランスまで整ってしまうエネルギー。まさに脱皮している瞬間。潜在力が奇跡のように発動している瞬間。自分はそういうことに感動してきたのだ。

先日、秋山はるかが誕生日に
「今年は私、空飛びます」と抱負を語ってくれたけれど、
トンボは空を飛ぶ、鳩も雀も空を飛ぶ、
同じように空を飛ぶというのか、そのカラダで。
願わくはそれが暗喩であらんことを。

空を飛ぶというのは、
空中にふわっと浮かび上がるというだけではない、
意識せずに人為の国境を越えてしまう技術でもある。

昔は大海原に、漁師や商人、海賊や宣教師、
冒険者たちがエンジンなしでうかんでいた。
海原へ出るには、すごい覚悟が必要だったはず。
人類は出会い系の出会いなんかでは発散しようのない
膨大な量の冒険的メンタリティーを、
数十万年にわたって育んできてしまったし、
そう簡単に身ぐるみの冒険行為を捨てられない。
なんの冒険もせずに平和ボケしていると、
免疫力が弱まってきてホルモンバランスが崩れて憂鬱になる。

祭りに参加する人も、
観念の敷居、頭のなかの国境を、いったん越える。
そこには、大人っぽさとか子供っぽさを越えた、ある境地が現れる。
願わくは舞台芸術もまた、さまざまな人為の境目を
いったんよろこばしく無化して心身が楽園化してしまう
ちいさな冒険旅行、ちいさな祭典であらんことを。

というような希いもあってe-dance公演『春ノ祭典』に取り掛かりました。

どういうヴィジョンを抱いているかで、生き方も到達地も変わる。
人びとがどういう幻想を抱いているかによって、
社会の在り方や到達方向、社会の現実も変わってくる。


  IidA


posted by e-danceとは? | 02:57 | 『春ノ祭典』創作日記 | comments(0) | - |
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